酒田卓球協会トピックス

松下浩二氏指導者・技術講習会

2011.12.22 up

・期日　平成23年11月27日
・会場　国体記念体育館小アリーナ

　11月27日に「ヤマト卓球株式会社　代表取締役社長　松下浩二氏」を招いて、指導者・選手の技術講習会が開催されました。「ヤマト卓球株式会社　代表取締役社長」というよりは「元全日本チャンピオン」「世界に名を馳せたカットマン」といったほうが卓球関係者にとっては馴染みが深いと思われます。本来は3月に開催されるはずでしたが、東日本大震災の関係で延期になっておりました。

　前日の歓迎会の挨拶では、卓球を始めるきっかけから、中学、高校、大学、社会人、そしてＴＳＰの社長に就任されるまで、様々なエピソードを交えて語って頂きました。現役を退いた現在、卓球界を盛り上げようという松下氏の熱い想いがひしひしと伝わってくる内容でした。

　技術講習会は午前は小学生、午後は中高生を対象に行われました。どちらにも共通して言えるのは、やはり基本の大切さで、特に、足の位置と体全体（体重移動）を使って打球することを重点的に講義されていました。参加選手全員と１ゲームマッチで試合をして頂きましたが、みんな緊張気味で動きが堅く、軽く翻弄。アシスタントの庄司さんとの模範試合では、ちょっとした遊びも交え、観ている我々を楽しませてくれました。また、庄司さんの「山なりのボールで相手コートのネット際からエンドラインまで使う」というカット攻略法も皆さんにとっておおいに参考になったのではないかと思います。
　質疑応答の時間では、一人が手を挙げ始めると、今までの消極性が嘘だったかのように、次々と質問、終了予定時間をオーバーするほどでした。参加された方々には本当に有意義な時間になったことでしょう。

　松下様、庄司様、ありがとうございました。
これからの更なるご活躍をお祈り申し上げます。