名物クラブ「酒田フォーティクラブ」が40年間の活動に幕! | 2020.03.22 up |
酒田フォーティクラブが長年のクラブ活動に終止符を打ち、昨年の11月に解散を決めたようです。 フォーティクラブには、これまで当協会に会長をはじめ多くの人材、役員を送っていただき、協会運営、事業運営等に数多くのご協力を賜りました事を感謝申し上げます。 協会として、この度の解散を衷心より惜しみ、皆様にお知らせいたします。 フォーティクラブは、未だラージボールのない昭和54年に、スポーツ少年団や各地区の愛好会で交流のあった佐々木進氏と小野寺又蔵氏(故人)が、自分たちの年代が出る大会の少なさを愁い、中高年のプレーヤー、愛好者にも気軽に参加や活躍のできる大会を開催する必要があると感じ、高校時代からしのぎを削り合った数人に声をかけ、池田俊弥氏(故人)と佐藤昇氏(故人)の2人から賛同を得、現在で言う「アラフォー4人」が発起人となり、自分たちの試合は自分たちで作ろうという強い思いが、クラブ結成の「きっかけ」となったとのことです。 そして、このクラブは、他のクラブには無いユニークな特徴を有しておりましたので紹介します。 先ず、会員は40歳以上のスポ少指導員や地区の愛好者が母体をなしていた関係から、自分たちの実力向上よりも「後継者の指導育成」に重点が置かれていたことです。 次に、前述のとおり中高年も参加しやすい「酒田卓球愛好者大会」を、クラブ単独で40回もの長きに亘り開催されたことは、県内外にクラブ多しと云えども大変珍しいと思われることや「酒田市スポーツ教室の卓球教室や酒田市スポーツレクリエーション祭の卓球競技」を、数年前まで主管し、協会の一部門のような任務を担って頂いたことなどです。 それから本来の卓球大会への参加についても、平成元年頃から硬式の全日本クラブ卓球選手権大会(通称「セブンイレブンカップ」)にチャレンジし、県代表として7回連続を含む8回出場しています。 また、時を同じくして、ラージボール卓球大会の安田火災カップ(後の「全国ラージボール卓球大会」)にも2回目から参加するなど、当時普及を図ろうとしていたラージボールに、県内でも他クラブに先駆け積極的に取り組まれたことは、特筆すべきすごい事ではないかと思います。 初代会長の佐々木進氏が、幕を閉じる理由を最終の第40回酒田卓球愛好者大会のプログラムに @初期の目的を概ね達成できた。 Aラージボールの出現で大会が増え、誰でも広域で参加が可能になった。 B参加チームが減少(多い年は30チームを超えた。) C会員も平均年齢70代後半と高齢化が進み、大会参加や運営にも負担が感じるようになった。 などの言葉を寄せています。 最後に、現在ではしっかり定着し楽しみにしている卓球愛好者、地区も多い「酒田卓球愛好者大会」を、協会としても実行委員会方式で継続できるよう鋭意検討を重ねていることを申し添えお知らせといたします。 『酒田フォーティクラブ 永遠なり』 |
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